スキルアップ

 島根県教組は自主的な学びあいを大切にしています。
 特に力を入れているのは、教職員としてのスキルアップの学習会です。
 どの子にも「勉強大好き」「学校大好き」「先生大好き」と言われたとき、ほんとうに教職員になってよかったと思います。
 島根県教組は、「教員採用試験のための学習交流講座」「県教研」「教育講座」平和ツアー」「ミニ学習会」などを開催しています。

教員採用試験のための学習交流講座


【一次講座(模擬試験)】

【二次講座(面接・模擬授業)】

 島根県教組は、教員採用試験合格を目指す臨時教職員のみなさんを応援する採用試験のための「学習交流講座」を1995年から毎年開催しています。試験対策はもちろん、参加者同士の交流を大切にしており、「同じ目標にむかっている仲間と交流できて励まされた」と好評です。また、毎回「試験関係資料」をお配りします。

 講座では、次の2つの学びができます。

①実際に「模擬試験」「小論文」「面接」「模擬授業」「ロールプレイング」などの演習を行います。
②受講者同士で意見を交流します。

 ですので、職場とは違う環境での演習で、違った緊張感を体験でき、必ず得るものがあります。さらに、職場や地域の違う受講者同士でつながることで、試験当日にもきっと役立ちます。
 なお、二次試験対策講座は組合員限定となっています。県教組組合員は、交通費を支給します。ぜひ県教組にご加入下さい。(講座当日会場でも加入を受け付けます)

●令和3年度島根県教員採用選考試験のため2020「一次対策 学習交流講座」ご案内

教育研究島根県集会(県教研)

 毎年10月には教育研究島根県集会(県教研)を開催します。午前中は県内外の著名人をお呼びし講演会で学び、午後は分野別にレポートを持ち寄り分科会で学びあいます。


【2018年、安来教研講演】

【分科会(特別支援教育)】

2019年

益田商工会議所・市民学習センター
「写真で伝える世界、東北の“今”」
安田菜津紀氏(フォトジャーナリスト)

2018年

安来中央交流センター
「次世代へ託す平和への想い~画家 加納莞蕾」
加納佳世子氏(安来市加納美術館名誉館長)

2017年

カルチャープラザ仁多
「若い世代に憲法をどう伝えるか」
木村草太氏(首都大学東京教授)

分科会

①授業づくり
②学級づくり
③特別支援教育
④子どものからだと心
⑤教育条件確立の運
⑥思春期・青年期の進路と教育、登校拒否・不登校

教育講座


【「元気の出る」実践講座】

 その時々の情勢に応じて組合員の要求に基づき「教育講座」を開設しています。2019年度は、講師に増田修治氏(白梅学園大学教授)をお呼びして、「元気の出る」実践講座を行いました。

①「現代の子どもの変化と学級づくりの新たな課題~なぜ子どもは荒れるのか」
②「国語教材を深く読み取り学びの充実を~AI時代に生きる子どもたちに必要な力」

平和ツアー

 島根県教組は、歴史の真実に学び、教育に生かすために、毎年次のような平和ツアーを企画しています。

ヒロシマ・ピースツアー:日本と世界の被爆の実相に学ぼうと、8月6日、7日、被爆地広島を訪れ、原水爆世界大会に参加し、「原爆遺跡フィールドワーク」を行います。現地平和ガイドの先生の解説が好評です。


【原爆遺跡フィールドワーク】

沖縄平和ツアー:沖縄戦の実相と、米軍基地の実態を学びます。近年は青年組合員の重要な学びの場と位置づけ、組合が費用をほとんど負担し、沖縄県教組との交流や、グラスボートでサンゴを鑑賞したり、オプションで美ら海水族館に行ったりもしています。


【辺野古漁港テント村で学習】

【青サンゴ見学グラスボート船長と一緒に】

ミニ学習会

 支部や専門部では、独自のミニ学習会を計画しています。


【松江支部連続ミニ教研】

【事務職員部「教育の『無償性』について」】

【養護教員部「ストレスマネジメント模擬授業など」】