活動レポート

[ 2020年10月06日 ]

7/20 少人数学級縮小の凍結などを求める申し入れ

 島根県教組が事務局を務める「ゆきとどいた教育をすすめる島根の会」は7月20日、県教委に対し、コロナ禍でも子どもたちや教職員がゆとりをもって学び健やかに学校生活を送ることができるよう申し入れを行いました。
 

【7/20教育長へ申し入れ】

 島根の会からは、「県が来年度に予定している少人数学級編制縮小の凍結」「消毒作業やトイレ掃除など、支援のスタッフや専門業者の配置を」「学習進度に違いが出ている子どもたちに配慮し県学力調査の中止」等を要請しました。
   新田英夫県教育長は「少人数学級制度の縮小は予定通りすすめ、感染拡大の状況をみて分散登校などの対応をする」「教職員の業務負担軽減のため小中学校にスクールサポートスタッフ、県立学校に業務アシスタントの配置をすすめたい」「感染拡大がすすまなければ県学力調査は予定通り実施したい」と答えました。
   島根の会は、「少人数学級縮小は『密』を防ぐことに逆行する。立ち止まって考えることが必要。県学テを行うなら、それに向けた学習をせざるを得ない。今大切なことは、コロナ禍を過ごす今の子どもたちに寄り添い、この状況で必要な学習は何なのかを職場で議論し実践していくこと」などを再度要請しました。
 少なくとも来年度からの少人数学級縮小は凍結するよう、県教組は引き続き運動をすすめていきます。
県教委申し入れ書[pdf]